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AHEAD - TEAM LEVIATHAN CHRONICLE - 全竜交渉部隊戦闘記録

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進撃を告げるシグナルは、恐らく誰の心構えも待たぬまま、唐突に鳴らされるものなのだろう。自分にとって、それは「Get Set」だったのだ。最初に告白してしまえば、自分は前からonokenの作る音楽のファンだし、彼の作るものに対してはいつも、少なからぬ期待はしているつもりだ。 それでも“唐突に鳴らされた”と思うほどの衝撃を受けるということはどういうことかというと、どうもこうもない。ヤバイくらいにカッコ良かったということである。 あれはまだ、セミの声がエレクトリックに鳴り響いていたある夏の日、マスターアップされたばかりの「Get Set」のサンプル音源を聴いた。思えば不意打ちだったのは、「これは『終わりのクロニクル』の“仮想アニソン”だ」という前情報。それを鵜飲みにしていたのが悪かった。いや、良かったのか? とにかく、少なくともアニソンを受け入れる体制としては十全の状態で、そのできたてホヤホヤな音源と対峙したわけだ。 いきなり話と違うじゃないか。そう思った。だって、こんなアニソンねぇよ。待て、巻き戻せ。そもそも“仮想アニソン”ってなんだよ。しまった、はじめから勝負になってない。とまれ!……そんなことを5秒くらいの刹那に思い、結局止めずに、「Get Set」を最後の一滴まで味わってやった。 あれから約2ヵ月後の、今度はスズムシだかコオロギがエレクトリックに鳴いていたある日。『終わりのクロニクル』の“仮想サントラ”と呼べるような、『AHEAD』の音源が筆者の手元に届いた。今回はかなり冷静に、しかし臨戦態勢のまま、むさぼるように聴いた。 聞き覚えのあるクリスマスソングをフィーチャーした「始まりの詩~清しこの夜~」。なるほど、これは新庄の鼻歌か。ならば……ということで、優雅な調べから一転、またもや唐突に鳴らされた「regalia」である。心拍数を引き上げるように打たれるキックの利いた性急なビート。叙情的な色味を帯びた三澤秋の歌声が立ち上がるのを待つように、進撃を告げるシグナルが鳴り響く。光のようなサウンドがいくつも走り、束になり、それが拡散と収斂を繰り返すようにメロディに抑揚が生まれていく。圧倒的に新しく、物語に引き込む説得力も圧倒的。 2人のコラボレーションは今に始まったことではないが、この楽曲でさらに一段上のレベルに到達したようだ。それは9曲目「soar」のテクニカルなドラムンベース・トラックと絡み合う、ポップな三澤秋の歌声との関係性にも言えるだろう。歌と音は何よりも能弁である。 歌モノでいえば、6曲目の「ウソ」。茶太の濡れたような声に宿る切なさを増幅させる、繊細に組み上げられたサウンド・プロダクションが素晴らしい。R&Bが本質的に抱える荒々しさや猥雑さを、透明感あふれるサウンド・スケープで優しく包み込んでいる。 しかし当然のこと、このアルバムは澄み切った美しい楽曲ばかりではない。8曲目「白雷の疾風」で聴ける暴力的なまでのグルーヴ感は、フリークアウトしたバンド系サイケ・トランスの一派にも見られる危険な攻撃性がある。これは最高のダンス・チューンとしても機能してくれそうだ。 そして。落涙を音にしたかのようなピアノの美しい旋律から始まる11曲目「理由」では、茶太の歌声に心惹かれた瞬間、静かに燃えるような激情が青白いビートとなって駆け抜け、物語のページは唐突な印象のまま閉じられた。本当に悔しいけど、最後まで徹底してカッコイイ。 『終わりのクロニクル』という、長大かつ複雑な物語をアニメ化する勇気が、今のアニメ業界にあるかは正直わからない。しかし、取り敢えずはサントラにあたるような最強の音源が、万全の態勢で待ち構えているこの状況、面白すぎはしないだろうか? 『AHEAD』という作品が音楽的に優れた作品で、尚且つ『終わりのクロニクル』の読者にとっては最高の演出装置であることに間違いはない。しかし同時に、その存在そのものがアンビバレンスな要素を抱えているからこそ、なんとも抗しがたい魅力が宿っているのもまた、事実である。こんなにもいちいち面白いアルバム、聴かなきゃ人生の損失だ。と捨て台詞を吐いて、この原稿を締めくくりたい。

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