for maria
今の僕はクラシックや現代アーティストのピアノ作品もあまり聴かない。だからわかる範囲で比較するのなら、坂本龍一のピアノアルバムに近い。久石譲からは遠い。ビルエヴァンスとは明確に違う。そのことからこの渋谷慶一郎のピアノソロの根元にある感覚は、無表情だと思った。現代的であり、それでいて優れたメロディーがあるけれど、その先の色彩や華やかさといったものを感じない。あるのは悲しみや苦しみ、そしてそれに対する抵抗だと思う。 このアルバムは彼の妻マリアの死を契機として生まれた作品であり、作品の基本的なトーンを悲しみが支配していることがごく自然なことだ。過去の偉大なアーティストも、身近な人の死を契機に様々な音楽を生み出してきた。しかしこのアルバムが他のものと異なるのは、トーンが悲しみに支配されながらも、それを「鎮める」とか「救われる」とかそんな何かに依存するような姿勢ではなく、全身全霊をかけてそれに抗おうとしているのが見えることだ。 渋谷慶一郎は戦っている。戦わなくても悲しみは風化する。でも彼は悲しみを血肉にすることでこの音楽を生み出した。だからこのCDを聴くと悲しみと闘争心が静かに湧いてくる。
专辑歌曲列表
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日语 大小:5.18 MB
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日语 大小:4.09 MB
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日语 大小:3.74 MB
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日语 大小:5.95 MB
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日语 大小:7.85 MB
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日语 大小:3.52 MB
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日语 大小:3.87 MB
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日语 大小:2.51 MB
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日语 大小:4 MB
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日语 大小:2.51 MB
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日语 大小:1.75 MB
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日语 大小:4.33 MB
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日语 大小:5.2 MB
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日语 大小:4.28 MB

