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Back Street of Tokyo

Back Street of Tokyo

以前からアメリカへの進出を考えていたメンバーは契約への足がかりとして全編英語詞のアルバムを制作することになった。作詞はプロデューサーとして参加したビル・シュネー(Bill Schnee)の推薦によりランディ・グッドラム(Randy Goodrum)が担当、収録曲は『The Best Year of My Life』の楽曲を中心に選曲された。このアルバムのために新たにレコーディングされたのはB-2「MELODY」とB-4「ENDLESS NIGHTS」の2曲で、それ以外の曲は以前レコーディングされたものをベーシック・トラックとして使用しているが、A-1「FOOL (WHAT DOES A FOOL DO NOW)」ではドラムとギターがダビングされ、A-2「SECOND CHANCE」では間奏部に逆回転風のSEが追加されている。B-1「EYES IN THE BACK OF MY HEART」はエンディング前のブレイクが若干長くなっている。 6月13,14日、神奈川県民ホールのステージで小田は「僕たちは前々から、ずっとアメリカン・マーケットでレコードを出してみたいと言ってきまして、長いこと内緒でやってきたのですけれど、今回ある程度自分たちとして納得できるレコードができました」「ところが、英語を話す人々というのは、僕たちの音楽をなかなか認めてくれなくて、まだ契約が成立していないんです。僕たちとしては、むこうで契約がとれて発売になってから日本でも、と考えていたのですが、せっかく作ったんだし、みんなにもぜひ聴いてもらいたいと思いまして、急遽英語ヴァージョンのアルバムを8月1日に出すことになりました」「これからもこのチャレンジは続けて行きたいと思ってます」とコメントしていた。 アルバムリリース当時、「FOOL」と「ENDLESS NIGHTS」はL.A.のFM局でたびたびオンエアされ、小田自身も「ENDLESS NIGHTS」のフェードアウトしてゆくエンディングを一度聞いたことがあると、自らの著書『TIME CAN’T WAIT』での“バイオリンは止めてしまったけれど”という章で書いている。 結局このときはアメリカでのアーテイスト契約は実現しなかったが、アメリカの音楽業界の人間とずっとコラボレートしていくことをビルに薦められ、今度はそれをソロ・プロジェクトに移した。1986年に小田は8ヶ月間アメリカに滞在し、現地のミュージシャンを起用して初のソロアルバム『K.ODA』のレコーディングを行った。

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